二冊続けて「現代に生きる妖怪モノ」です。
なんかデジャヴると思いつつ。
伊佐雪と薬屋は気が合うと思うんだぜ。
ていうか玄太郎とリベとユノできゃっきゃすると可愛いと思います!
徐々に上がっていくように思えるのは、彼が袴田に馴染んで来た証拠なのでしょうか。
イカでもって玄太郎いじめたり車ぶっ飛ばしたり蜜柑にビビったり。
蜜柑にマジびびりする雪が可愛いです。
「来たら泣くぞ」ってお前……!
いつもあれだけ横暴な女王様がそこまで云ったら、これはもう籠一杯の蜜柑を持って特攻するしかありませんよね!(歪んどる)
冷凍蜜柑にされそうですが。
それを知っててさりげなくフォローする伊佐の微妙な距離感が好きです。
どうでもいいんですが、伊佐のイメージがいちいち秋と被ります。
性格&振る舞いは秋というよりザギなんでしょうが、博識なあたりとかルックスとか。
多分ルックスが大きい。
もしくは一番似てるのは、陰陽師にお願い!の朱也。絵師繋がり。
袴田はまだまだ依頼人に次ぐお荷物状態ですが、妖に対する考え方の変化とか、そういう点が伊佐や雪の信頼を買ってるんでしょうかね。
「人間が、本人の結んだわけじゃ無い契約で命を落とす」のが理不尽なのはわかりますけど、「契約した妖が命を落とす」のまで理不尽と感じられるのは、妖側である伊佐達には嬉しかったんじゃないかなぁとか。
最後の、玄太郎の話には思わずほのぼのしかけて切なくなりました。
小さな子供が亡くなるというのは、例えお話の中でも辛いものです……。
それを特別悲観せず、でも茶化すわけでもなく、ある種の自然体で付き合い見送るのも玄太郎……というか妖ならではの感覚なのでしょうか。
ついでのようですが、玄太郎はイカでいじめられた仕返しに雪のとこに蜜柑仕込みにいけば良いと思います。
同じことやり返したれ!
そして雪が自分の部屋に帰れなくなって暑いのなんのいいながら伊佐達の部屋に転がり込んで居座ったら可愛いと思います。
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