「奇想の王国 だまし絵展」に行ってきました。
一度きりしか行ったことなかったBunkamuraでしたが当て推量で意外となんとかなるもんですね。
私は学がないので音声ガイド借りたんですが、最初から妙な掛け合いで「あれ?」と。
……子供用でした。
スイッチひとつで切り替えられるのですが、おねーさんが単純に間違えたのか私が子供用を使う年齢に見えたのか、さぁどっちでしょう。
そのままでもいいかなーと思ったんですが、これがまた下手くそ過ぎて激萎えで。
女の人(多分一人二役。もしくは声が似てる人)が子供とおばさん……に見せ掛けて、
「おじさん誰?」
「陛下と呼びたまえ」
と言ってるので多分おじさん、を演じてます。
無理がある。
替えてもらった大人用は、また随分と美声男子。
最初の会の挨拶・案内に続き
「音声ガイドは、間島淳二です」
なんという美声の無駄遣い…。
間違った意味で楽しい音声ガイドです。
まだ行ってない人いたら是非音声ガイド付きで。
で、肝心の内容。
元々トリックアートと呼ばれるものが大好きなので、どれもこれも面白かったです。
授業で見たやつとかはまた違う感慨もあるし。
最近テレビで(この展覧会自体の特集なのか、トリックアートというジャンルの特集なのか覚えてないんですが)見た記憶があるせいか、思ったより予備知識有りで見れた気がします。
印象的だったのが、本城直季さんの写真「small planet」を見てるとき。
私はテレビで紹介されてたの見ましたし音声ガイドも聞いてたんですが、若い女性が連れの年配の女性に「普通に撮ってPhotoShopとかで加工したんだと思うよ」て解説してて、その口振りになんだかなぁ…と思ってしまいました。
訳知り顔な口振りもそうですし、CG全盛の今にして見れば絵も写真も工夫を凝らせば凝らすほど「CG乙」で片付けられてしまう時代に複雑なものを感じてしまいました。
別にCGが悪なわけじゃないし、その恩恵を私も受けてるわけですが。
パトリック・ヒューズの「水の都」は、あれナマで見るとめちゃめちゃキモイですね。誉めてます。
ふっと振り向いた瞬間目に入って、そのインパクトに知ってたはずのからくりまで頭から吹っ飛んでしばらく絵の前で左右にゆらゆらしてました。
一度からくりを理解しても、やっぱり視神経は騙されるし。
いいなぁあれ。部屋に欲しい。
エッシャーとかも有名ですけど、改めて見ると圧巻ですよね。
いつまでも見てられる。
凸と凹の街並がなんか凄い好きです。
階段街が好きなのかも。
しかし結構規模ありますよね…。
仕事上がりだと足がガクガクしてきました。
PR
この記事にコメントする