ボーイズ・イン・ブラック② スーパー幼稚園児・梅ちゃん、走る！

『きみがいなくなったあとの孤独が、長くなるだけだから。そんな顔、しないで』



そんなわけで二巻です。
相変わらずしのぶはクール無関心に見せ掛けたデレです。

相変わらずびーえる仕様です。

児童書って、やっぱ難しい言葉はあんまりないんですよ。
さらに主人公は中二、基本的にまっすぐ素直な（若干人間関係に対する執着が希薄ですが）年相応な男の子です。
彼の一人称で話が進むので、当然年相応の言葉選びになります。

それが…堪らなくエロい…

単語一言で表せる心象を、しどろもどろで表現するんですよ。
『名前を呼ばれたんじゃなくて、くすぐられたみたい』とか、
『喉の下、奥のほうが、すっぱくて痛い』とか。
妙～に生々しいカンジがします。


今巻はタケル→しのぶ、しのぶ→タケルともに嫉妬？なエピソードでした。
タケルパパがタケルの友人（タケルに恋する女の子）に会い「ガールフレンド？」とからかい褒めるのですが、しのぶは必要な「記憶の上書き」と一緒に、特に隠蔽する必要のない女の子の記憶まで消してしまいます。
対するタケルも、同僚の女性に対してはフランクな態度のしのぶにもやもやを感じます。

途中で放置！