鉄壁の死亡フラグ

ボクのキオクとネガイ、
ミツルルート信念の旅クリアです。

オリジナルストーリーと銘打ちつつオチは大差なかったですが。

どうでもいいんですが『名前＋ルート』って恋愛ゲーみたいですよね。
でも実際にゲーム中でそうなんだから仕方ない。

ストーキングしますといいつつ、遭遇した途端向こうからナンパされました。
まぁゲームとして成り立たないからなんでしょうけど違和感です。
ああいうキャラクターが「協力しよう」というと腹に一物ありそうです。

協力と云いつつ全力で弾除けに使われそうな気がします！




…が、予想を裏切りミツルすごいいい子でした。
厄介ごとに首を突っ込む主人公をなんだかんだでフォローしてくれます。
寧ろミツルは秀才設定なだけにミツルの方が頑張ってます。
ワタルルートだと主人公が頭脳役なのですが、ミツルルートは主人公がワタル化します。
これは職業選択とは関係ない…よね？

そしてミツルルートだと山火事の犯人ではないのですが（街の噂も目撃されるのが司祭になる）、
これはワタルルートとはシナリオ自体が違うのでしょうか。
それともワタルルートのミツルは嘘ついてるだけで事実はこれなんでしょうか。
同じシナリオの視点違いなのか別軸なのかって話なんですが、実はこれ映画でも明言してませんよね確か…。
ワタルがまた「ミツルはそんなことしない！」一辺倒だしなぁ。
ただ、トリアンカ病院で助けた時ミツルがやったの～の下りがまるまるなかったのでシナリオ自体違う（ワタルも「綺麗な子供がやった」の噂を聞いてない）可能性の方が高いのか。


他にもオリジナルストーリーらしくデラ・ルベシに同行したり、映画にはない場所がいくつかあるのですが、
いちいちアドバイスをくれるミツルは親切すぎです。


……が、

ここまでシナリオブレイクしておきながら、

ミツル死亡エンドは不変という……！


病院での離別以降は主人公がワタルポジションになるだけでした。
クリスタルパレスで大暴れ、闇の宝玉を奪い分身に負けて、それを見取るのが主人公になります。

ちなみにワタルルートのラストでは現世に戻った主人公とワタルは文通仲間になりますが、ミツルルートだと父親と和解するだけでミツルに関しては触れられません。
ちょ…！
映画ですらミツル復活するのに！


個人的には、主人公がミツルにつくとか、止めるにしてももう少し違う形で関わりたかったなぁ…と。
ミツルにつくと大分ブラックなルートになりますが！

結局ミツルは誰にも理解（同意）されず否定されっぱなしで孤軍奮闘するわけですけど、だからこそオリジナルストーリーの主人公くらいは同意し受けとめた上で止めてあげても…て気がします。
そうすれば少なくとも死なずに旅を終えたのではないかと。

ちなみに新説の方は割とそんな展開です。
ただあっちはハルネラ設定が適応されているため結局ミツルは現世には戻らないという…！


あとワタルルートひとつ、ミツルルートひとつ残っているので一応期待はしてみますが、多分オチは一緒なんだろうな…。

ついでに主人公の記憶云々も、私はスルーしてますがミツルルートでは結構いろいろ明かされます。
というか主人公の行動を参考にしたなら、ミツルの行動の責任の半分くらいは主人公にあるのでは…。


それと興味本位でミツルルートのBADを踏んでみたのですが（オンバにつく・記憶を願う）、かなりあっさりしたエンドでちょっとがっかりでした。

まぁ対ミツルにしろBADにしろ、子供向け…てのが結局大きいんですかね。
ミツルに同意することも自分の願いを優先することも同義ですし。
人に優しく、が基本ですよね。

…ただ、何を押し退け踏み付けても譲れないものがある。
それそのこと自体は、必ずしも悪ではない。
と、思う。よ。