久々だなこのカテゴリも。
昨日観てきました。
正直、恋愛戯曲の時はだいじょぶ?とか思ってましたけど全然大丈夫じゃないですか鴻上。
すんげー面白かったです。
燃えました。
汗かきました。
熱かったです。
リンダリンダに展開がちょっと似てるなんて思ってません。
天使は瞳を閉じてと演出が似てるなんて思ってません。
いやほら映像を使った演出は第三舞台の十八番だよね!
昨日観てきました。
正直、恋愛戯曲の時はだいじょぶ?とか思ってましたけど全然大丈夫じゃないですか鴻上。
すんげー面白かったです。
燃えました。
汗かきました。
熱かったです。
リンダリンダに展開がちょっと似てるなんて思ってません。
天使は瞳を閉じてと演出が似てるなんて思ってません。
いやほら映像を使った演出は第三舞台の十八番だよね!
学生運動をテーマにしたお話。
1969年の学生運動の時、機動隊のガス弾を受けて昏睡状態になった男の子が、
30年後の1999年に目を覚まし高校に復学。
すっかり変わってしまったクラスに運動を呼びかけるが……というお話。
その一連のエピソードが文芸部のボツ作文として、2007年(多分)に発見されるというお話。
二段構えややこしい。
私は学生運動は知識で知ってるだけですが、母親の母校じゃ母親の数年前にあったそうです。
で、当時のバリケードの中心メンバーが演劇部だったせいで母親が入学した時演劇部は廃部だったとか。
その演劇部と放送部を煽った生物の先生がまだ勤めてたとか。
いいのか!
山崎(昏睡状態から復活した人)のやり方は熱くていいなぁとは思いますけど学生運動自体は左程羨ましいとは思わないな……悪いこととも思わないけど。
文化祭をやるにしたって、ただ大声を出すだけじゃ頭から押し付けられて当たり前だと思うんですよ。
やりたいやりたいやりたいからやりたいの!ってお前は玩具売り場のガキか。
ってなりますからね。
いかに必要があるか、必要ならどうすればいいか、解決策はあるか、相手は何故駄目だというのか。
考えることはいっぱいあって、デモじゃない方法もいっぱいあると思うんですよ。
漫研で版権がいきなり煩くなった時各出版社に問い合わせまくったり、劇班でホールが使えなくなって日にちを相談したり他に使える教室での演出を考えたり。
でも「クラスメイトなんだから仲間だ」とか、「裏切ったんじゃなくて、自分に負けたんだ」っていう考え方は凄く素敵だと思いますよ。
真の敵は自分だ!って割と陳腐な考え方だと思うんですけど、やっぱりいい考え方だと。
あとヘルメットに「自分を支えてくれたものを書くのがいい」ってのがいい。
それぞれ信じてるもの、それは「未来」だったり「好きなアーティスト」だったり「好きな子」だったり。
大事なものを抱えて掲げて戦うのはきっと素敵。
……「正しく戦って正しく負ける」が天使の時にも出てきた台詞だなんて云わない。
あと1999年の高校生が「だるーい」ってキャラにされてるのは別にいいというか文句云ったら母親に「アンタと年代違うから」って云われちゃったんでまぁいいことしたんですけど、
2007年の高校生も「熱くなろうとしてるとことか痛いよね」って云うキャラにされてるのがちょっと切なかったです。
そういう「斜に構えてる自分カッコいい」の方が痛いよ。
今の高校生だって学園祭に必死になるよ!運動会で泣くよ!
……少なくとも私は、皆で手を繋いで泣いた運動会は忘れない。
PR
この記事にコメントする